
突然だけど、アールグレイティーの香りって苦手なんだよね

突然だね。ベルガモットの香料が苦手なのかな。オレンジやレモンみたいな、柑橘系の香りも苦手?

柑橘系?じゃなくてアールグレイのヘンな香りがさ……

え?だからベルガモットの香料じゃないの?

え?ベルガモットって何?
紅茶もほかのお茶も好きだけど、アールグレイティーの香りだけは苦手…。
という方は一定数いると思います。以前の僕がまさにそうでした。
そこで今回のトピックは、「アールグレイティーが苦手!と思ってる人にこそオススメしたいアールグレイティー2選」です。
たった2選しかないの?と思ったあなた、正直ですね。
ですが期待してください。アールグレイティー大嫌い派だった僕が気に入った商品が2つ、ですから!
この記事を読むと次のようなことが分かります。
✅ 失敗しないアールグレイティーの選び方
✅ アールグレイティーの美味しい淹れ方
✅ 苦手な人にも勧めたいアールグレイティー
オススメのアールグレイティーは最初と、最後にもう少し詳しく紹介しています。「アールグレイの知識はとくにいらないよ」という方は、途中の章を読み飛ばしてもらっても大丈夫です。
それでは、しばらくお付き合いくださいませ。
苦手な人にこそオススメのアールグレイティー2選
まず最初にネタばらしです。
アールグレイティーの香りが大嫌いで飲めなかった僕が、飲んだら気に入ったアールグレイティーを2つ紹介します。
どちらも美味しく楽しめましたが、フレーバーティー自体あんまり……という人は「nagomi-NATULURE オーガニックアールグレイ」から試すのがハードル低いですね。
✅ FAUSHON フラワーアールグレイ
ジャスミンティーに柑橘系を足したような香りの紅茶です。強すぎない香りなので、アールグレイが苦手な僕でも飲みやすいと感じました。
✅ nagomi-NATULURE オーガニックアールグレイ
こちらはオレンジとゆずの香りが爽やかなアールグレイティー。合成香料を使っていないので香りは控えめ、初めてのフレーバーティーにもオススメです。
さてー。
ここからはアールグレイの基礎知識、失敗しない選び方と美味しい淹れ方を紹介していきます。
最後の章ではオススメしたアールグレイティーをもう少し詳しく紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
そもそもアールグレイってどんなお茶?
「アールグレイ」という名前は聞いたことがあっても、実際にどんなお茶かを説明できる人は意外と少ないかもしれません。まずは基礎からざっくりおさえておきましょう。
アールグレイは「フレーバーティー」
アールグレイは、紅茶の茶葉にベルガモットという柑橘系の果物の香りを付けた「フレーバーティー(着香茶)」の一種です。
ダージリンやアッサムが「産地の名前」であるのに対し、アールグレイは「ベルガモットで香り付けしたお茶」という製法を指しています。ひとくくりにアールグレイと言っても、メーカーごとに全然違う茶葉が使われていることもあるわけですね。
ベルガモットってなに?
ベルガモットはイタリア南部・カラブリア州で多く生産されているミカン科の柑橘類です。
苦みが強いため生食には不向きですが、果皮から搾った精油は、香水や化粧品に広く使われています。
柑橘のフレッシュさと、花のようなフローラルな甘さが混ざり合った香りが特徴で、男女問わず好まれる香りです。
名前の由来
「アール(Earl)」は英語で「伯爵」、「グレイ(Grey)」は人の苗字です。つまり「グレイ伯爵」という意味。
1830年代のイギリス首相・チャールズ・グレイ伯爵が、中国から伝わったベルガモット着香の紅茶を気に入り、それを自国で再現させたという説が有名です。(諸説あります)
諸説というか、今ではこの説はつくり話と考えられているようです。歴史の逸話はいろいろあるなあ、と流しておきましょう。
正確な起源は今も謎のままというのも、この手の話の面白いところですから。
ベースの茶葉でこんなに変わる!
アールグレイという名称には製法上の規定がないため、ベースに使う茶葉はメーカーによって自由です。代表的なものを以下に整理しました。
| ベース茶葉 | 味わいの特徴 | 向いている飲み方 |
|---|---|---|
| セイロン(ディンブラ等) | クセが少なくスッキリ | ストレート・アイス |
| キームン(中国茶) | 深みがあり甘み豊か | ストレート |
| ダージリン | 渋みがあり上品な余韻 | ストレート |
| アッサム | しっかりとしたコク | ミルクティー |
同じ「アールグレイ」でも、飲んでみたらまったく違う印象になることがよくあります。「苦手だと思っていたのに、別のブランドのものは好きだった!」なんてこともあるので、ぜひいろいろ試してみてください。
初心者はここだけ見て!アールグレイの選び方
「種類が多すぎてどれを買えばいいかわからない」という声をよく聞きます。初心者がアールグレイを選ぶときに意識したいポイントを、3つに絞りました。
ポイント①:まずはティーバッグから始めよう
紅茶には大きく「ティーバッグ」と「リーフ(茶葉)」の2種類があります。初心者にはティーバッグが断然おすすめです。
✅ 茶葉を計る手間がなく、お湯を注ぐだけで完成
✅ スーパーやコンビニ、ネットで手軽に手に入る
✅ 個包装のものは香りが長持ちして持ち運びにも便利
リーフタイプはティーポットや茶こしが必要で、茶葉の量も自分で調整する必要があります。「ちゃんとこだわりたい!」という段階になってから挑戦するのがおすすめです。
ポイント②:香りの強さで選ぶ
アールグレイが苦手だという方の多くは、「ベルガモットの香りがきつすぎた」という経験をしています。香りの強さはブランドによってかなり差があるので、初心者は香りが強すぎないものを選ぶのがポイントです。
初心者向けと言われているアールグレイの調べてみたので、書いておきます。
- 初心者向け:フォートナム&メイソン、トワイニングなど老舗の定番品は香りがまろやかでバランスが良い

筆者はトワイニングのアールグレイ、飲めなかったらしいけど?

最後は好みだから…。そんな人にこそ、オススメのアールグレイを試してほしいな
ポイント③:飲み方から逆算して選ぶ
「どうやって飲みたいか」によって、選ぶべきベース茶葉が変わります。
- ストレートで香りをゆっくり楽しみたい → セイロン(ディンブラ)ベース
- ミルクティーにしたい → アッサムベースのしっかりしたコクのあるもの
- アイスティーで爽やかに飲みたい → セイロンやダージリンベースの香りがはっきりしたもの
- 就寝前や妊娠中など、カフェインが気になる → カフェインレス・デカフェタイプ
初心者のうちはまず「ストレートで飲んでみる」のが一番です。香りと茶葉本来の味が素直にわかるので、自分の好みを把握しやすくなります。
アールグレイティーの美味しい淹れ方と保存方法
ホットティーの基本の淹れ方
アールグレイのベルガモットの香りは温度が高いほど引き立つので、ホットはストレートが特におすすめです。
【用意するもの】
- アールグレイのティーバッグ(または茶葉3〜5g)
- 沸騰したての熱湯 160〜200ml(カップ1杯分)
- カップ or ティーポット
【手順】
- カップを温める
先に熱湯をカップに注いで温め、捨てておきます。紅茶の温度が急激に下がるのを防ぐ大事なひと手間です。
. - 沸騰したての熱湯を使う
お湯は沸騰直後(100℃前後)のものを使います。ぬるいお湯だとベルガモットの香り成分がうまく引き出されません。水道水を使う場合は、蛇口から勢いよく出した汲みたての水を使いましょう(空気が多く含まれているため茶葉がよく動きます)。
. - ティーバッグを入れてすぐフタをする
ティーバッグをカップに入れ、熱湯を注いだらすぐに小皿などでフタをします。フタをすることで香りが逃げにくくなります。
. - 蒸らし時間を守る
✅ ティーバッグ:2〜3分
✅ 細かい茶葉(リーフ):2分半〜3分
✅ 大きい茶葉(リーフ):3〜4分
蒸らしすぎると渋みが強くなるので注意。
.
- ティーバッグを優しく取り出す
絞らずにそっと引き上げましょう。絞ると渋み・えぐみが出やすくなります。
アレンジ:ミルクティーにする場合
ベルガモットとミルクは意外にも相性抜群!柑橘の香りがミルクでまろやかになり、コク深い味わいになります。
- 茶葉は少し多めに、蒸らし時間も通常より長めにしてしっかり濃いめに淹れる
- ミルクは冷たいままか常温のものをカップに先に入れる(「ミルクファースト」)
- ミルクの量は紅茶に対して約15%が黄金比の目安
アレンジ:アイスティーにする場合
アールグレイは着香茶なので、冷やしてもベルガモットの香りが残りやすく、アイスティーにも向いています。
- ホットの1.5〜2倍の茶葉を使って濃いめに淹れる
- 蒸らし時間は少し短めにする(渋みを抑えるため)
- 氷をたっぷり入れたグラスに一気に注いで急冷する(「オンザロック式」)
- 白く濁る「クリームダウン」を防ぐため、一気に急冷するのがコツ
保存の注意点
アールグレイの香りは繊細です。開封後は缶の蓋をしっかり閉め、高温・多湿を避けて保存しましょう。
また、プラスチック製のティーポットにベルガモットの香りが吸着すると、他の紅茶を入れてもアールグレイの香りがついてしまうことがあります。アールグレイ専用のティーポットを用意するのがおすすめです。
まずはこれから!オススメのアールグレイティー2選
冒頭でも紹介したアールグレイティー2選を、もう少し詳しく紹介します。
FAUSHON フラワーアールグレイ
ジャスミンティーに柑橘系を足したような香りです。強すぎない香りなので、アールグレイが苦手な僕でも飲みやすいと感じました。
紅茶(スリランカ)、ジャスミン茶、矢車菊/香料
ベルガモットはどこに?となりますが、香料の部分でしょうか。ベルガモットの香りを着けてなければアールグレイになりませんから。
少し独特な香りのジャスミンティーに柑橘系の香りが控えめに、という感じでした。(うまく説明できない…)
購入方法ですが、お近くの成城石井があれば店舗で買うのが一番です。Amazon、楽天市場でも購入できますが、送料がかかって割高に……。
お近くに成城石井がないときや、まとめ買いするときは通販を試してみてください。
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nagomi-NATULURE オーガニックアールグレイ
オレンジとゆずの香りが爽やかなアールグレイティー。合成香料を使っていないので、初めてのフレーバーティーにもオススメです。
有機紅茶(スリランカ)、有機ゆず(徳島県)、有機オレンジピール(タンザニア)、ベルガモットピール(イタリア)
ベルガモットも香料ではなくピール(果皮)を使っているので、強い香りが苦手な人も試しやすいのかな。こちらも、飲みやすいと感じました。

フォションのとはどう違うの?

香りの強さと、オレンジの甘い香りかな?フォションの方が香りは強めだった。逆にnagomiは香り控えめだけど、オレンジの香りは強めに感じたよ
ちなみにですが、この商品は Amazon と楽天市場でだいぶコスパが違っています(2026年4月調べではAmazonがお得)。価格は同じぐらいですが、内容量が全然違うんですよね……。
なので、Amazonと楽天市場を両方見比べてお得な方で買ってみてください。
あとがき
今回のアールグレイティー2選、「苦手な人にこそ飲んでほしい」という気持ちで紹介してきました。
試してみようという気持ちになってもらえたでしょうか?
無理して試すものでもないですが、「アールグレイの香りが嫌い!」で終わらせるのはもったいない。
かつてアールグレイティーの香りが大嫌いだった僕が、そう申しております(笑)
気が向いたら、新しい紅茶の世界を覗いてみてください。
というあたりで、それではまた。
