仕事勉強のスイッチ入れる!やる気がないときに効果アリの方法3選

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この記事では、やる気が出ないときや、怠けぐせを治したいときに役立つ方法を紹介します。

ビジネス書や自己啓発系チャンネルで知った方法ですが、どれも自分でやってみて「効果あった気がする」と感じたものだけです。

やることは多いのに、手つかずでなかなか進まない…。
という人には役立つと思います。

このような方法論は、努力や意志の力でなんとかできる人には必要ないかもしれません。

ソシャゲで忙しいから勉強なんてする暇ないよ

私はこんくらいなので、努力とかじゃ無理です。
アタマでは、ちゃんとしないとヨクナイって分かるんですけどね。

 

先に結論を書くと、私がやってみて効果あったかな?という方法は、この3つです。

✅ 脳をダマして最初の行動にとりかかる
✅ 作業に集中するしかない環境をつくる
✅ 始めるときは小さい行動に分解する

はじめは簿記の勉強をする必要に迫られて「仕方なく」始めたのですが、自分で試してるうちに、少しは行動が改善されました。
怠け者が、行動する怠け者になったくらいの感じです。

とりあえず試して欲しいのは、『自分の脳をダマす』ことです。
脳ちゃんってば、わりと簡単にダマされるんですよねー。

同じように怠けぐせで悩んでる人の、何かを始めるきっかけになれば嬉しいです。

 

脳をダマして最初の行動にとりかかる

まず1つめは、怠けている状態から抜け出したい、そんなときに役立つ方法です。

必要なのは「やる気をだす」ことではなくて、ルールです。
ルールといっても別に難しいことではなく、小さい行動でOKですので、気負わずに読んでみてください。

 

小さい行動がやる気のスイッチになる

こんな計画立てていませんか?
「朝は1時間早く起きて資格試験の勉強する」とか、「月水金は仕事帰りにジムに通って筋トレする」とか。

出来る人ならいいんですが、私には無理でした。
いきなりそんなレベル高いこと。

1時間早く起きて勉強する時間があったら、そのぶん寝ていたいです。
むしろ毎日8時間くらい寝たいです。

トレーニングどうしようかなー。
今日は疲れてるし、いいや。休むのも大事だし

こんな言い訳して、筋トレもたぶん2回目からサボりますね。自信あります!

 

さてー。今回、行動する怠け者にクラスチェンジして気づいたのですが、そんな身の丈に合わない大きな計画を立てていたのが間違いでした。

そうではなくて、やりたいことの最初の一歩だけ、小さい行動をルールにする。
それがやる気のスイッチになってくれます。

「やりたいこと」に繋がる小さい行動を、その直前の「いつもの習慣」の最後にくっつける。

うーん、何言ってるか伝わってますかね…。
ちょっと自分でやってみた例を挙げながら、具体的に説明してみます。

 

小さい行動は簡単すぎる内容にするのが正解

以前の私の状態は、こんなんでした。

帰宅した後の行動パターン(before)

家に帰ったら、とりあえず横になってスマホをいじります。
これは、少し休憩して体力を回復し、さらに資格の勉強に向けてやる気をチャージするため。非常に理論的な作戦です。

そして夜も遅い時間になります。
「今日も何もできなかった、明日やればいいや。問題なし」となります。

いやー、問題だらけですね。うへへへ。

 

そこで、こうしました。
家に帰ってきて「デスクの前のイスに座ったら『帰宅した』状態である」とルールを決めます。
そして、本気でそう思い込む。

帰宅した後の行動パターン(after)

「デスクの前のイスに座る」って、とっても簡単すぎる行動ですよね。
すぐ寝転がっていたのを、イスに座るようにしただけです。

ちなみに、デスクの上には、やりたい事をメモしてるノートが開いて置いてあります。
そうすると、やりたい事ノートをなんとなく見ます。

そうだ、仕訳の練習をやっておこう…。

となって、意識がやりたい事に向かって、少しやり始めたりするわけです。

 

ここまでで私がやったのは、これだけ。

いつもやってる「家に帰る」という行動の最後に「イスに座る」という行動をくっつけた。

べつに突然やる気がわいてきたとか、『学問のすすめ』を読んで心を入れ替えたとか、そんなんじゃないです。
むしろ、「あーもう!仕方ないなー」と自分が怠けてるせいなのに半ギレしてる、くらいの状態ですね。心なんて入れ替えてません。

『学問のすすめ』って教科書にも載ってるからタイトルは知ってるけど、どんなこと書いてあるのか全然知らないんですよね。
「最初はみんな同じ。努力を続けることで差が開いていく。だから学問しよう」
みたいな内容らしいので、やる気もらえるかも?って気はします。

マンガでわかる~ってやつを見つけて買ったので、そのうち読んでみます。(きっと読まない)

ほんと「イスに座る」ってルールを作って、それを守っただけ。
あ、部屋の環境は少し変えましたが、それは後述します。

もっと言うと、努力してルールを守ったわけじゃなくて、思い込んだだけです。

だって、デスクの前のイスに座らないと、帰宅できないんですよ。
そう決めたので。
そういう世界になってしまったんです。

ちょっと中二病な思い込みですが、この際、中二病でも役に立つなら利用しますし、心臓だって捧げます(ません)。

 

脳をダマすヒントは北島康介選手のトレーニングから

実はこの方法、自分で思いついたわけじゃなくてですねー。

前に読んだ、北島康介選手が2度目の金メダルをとったときのトレーニング方法。
その話を思い出して、利用できないもんだろうかとマネしてみました。

競泳って、競技としてはプールの壁面にタッチすればゴールです。
「タッチすればゴール」です。

でもこう思っていると、ゴール直前から脳がブレーキかけて、ゴールまで全力を出してくれません。

「もうすぐゴールだ」と考えた瞬間、脳は、力を抜くよう指令を出すそうです。

いつも全力だと体が壊れちゃいます。
だから、脳はうまーくサボるみたいなんですよね。

そこで北島選手(とチームの脳科学の専門家)は、「壁面にタッチして振り返って電光掲示板のタイムを確認したらゴール」というルールでトレーニングをしてたそうです。
「振り返って電光掲示板を見るまでがゴール」と考える(=脳をダマす)ことで、競技のゴールである壁面タッチまで全力を出せるわけです。

というわけです。
少しは科学的な根拠もあって試した方法なんです。思い付きじゃないですよ?

 

で、私の場合。
家についたら気を抜いて、すぐゴロ寝してしまうのが問題でした。
それなら「まだ帰宅し終わってないよ」と思い込めば、ゴロ寝する前に1つくらい行動できるんじゃないだろうか?

そこから、「イスに座るまでは帰宅してない」と考える(=脳をダマせた?)ことで、デスクの前のイスに座るようになったわけです。

あとはそのままの流れで、タスクノートを見て、ちょっとは作業に手を付けるようになったという感じですね。

 

 

作業に集中するしかない環境をつくる

2つめは、余計なことをしてサボらないようにしたいときに役立つ方法です。

作業をしてるときに気が散ったり、置いてあったマンガを読み始めたり。
いつのまにか他のことをしてて、作業が進まないときには、ちょっと環境を変えてみるのが効果ありました。

 

作業に不要なものが目に入らない環境にする

環境を変えると言っても、引っ越すとか、部屋の模様替えするとか、そこまでは必要ないです。

今は「余計なことをしてサボらない」ようにしたいので、部屋にあるものの置き場所を変えるくらいです。
作業に集中できればOKです。

ポイントは、作業中に不要なものが目に入らないようにすることです。

机に向かって集中したいなら、机の上とか、ふと横を見たときに視界に入る場所とか、その辺には不要なものを置かないようにします。

集中したいことに関係あるものしか見えない「集中ゾーン」を作ってしまう感じですね。

集中ゾーンを作る

不要なものっていうのは、誘惑してくるやつです。
テレビだったり、マンガだったり、読みかけの雑誌だったり、ゲームだったり…いろいろ多すぎです。

集中してても、そんな誘惑を見てしまったらサボっちゃいます。
仕方ないです。
誘惑に負けない強さ持ってたら、こんな記事は書いてませんとも!

そこで、不要なものは後ろとか部屋の隅っこにまとめておくと、目に入らないので誘惑も減るという作戦です。

ちなみにこの記事を書いているとき、机の上に『BLEACH』(マンガのアレです)が置いてあったので、しばらく読んでました(1時間くらいロス)。

ほんともうね、藍染が黒幕だって分かってからの、怒涛の悪役っぷり。
ええ…何こいつ、強すぎ。無理じゃん。
って、ぞくぞくしますよね。ふふふふ。

……というわけで、環境はマジ大事です。

モノが多くて部屋を片づけるの大変!
という場合は、机の上だけ片づけてみるのもおすすめですよ。

このあたりの話は、メンタリストDaiGoさんが YouTube 動画をあげているので、興味のある人は見てみると良いですね。私も参考にしました。

メンタリストDaiGo:
「集中できる部屋の作り方〜大掃除ついでに最高の環境を作る」

 

必要なものだけシンプルに配置するのがコツ

それと、私の場合ですが、机の上はシンプルにした方が集中できた気がします。
本でも資料でも、いま必要ないものは置かない。思いっきりスカスカな机がいいです。

少し前の机の上を再現してみたので、それで説明します。

集中できた机の例(再現)

今は BLEACH 置いてありますが、これはダメなやつです(ついつい読んでしまう)。

本はデスクライトの高さ調節に使ってるので、読まないやつを積んであります。
タイトルも見えないので、とくに気になりません。

真ん中に置いてあるのがタスクノートで、やりたい事をメモして、一番目につく場所に広げておきます(作業中は片づけます)。
先にも書きましたが、作業に取り掛かるときに役立ってくれます。

それとテキスト、電卓。この時は簿記の勉強をしていたので、使うものだけ机に置いてました。
作業を始めたら筆記用具なんかも出てきます。

あとは、飲みかけのコーヒーくらいでしょうか。

写ってませんが、机の横には本棚があります。
そこにもすぐ手に取れるように、必要な参考書などを並べておきます。

まあ、ほんとはマンガとか小説もあったりします。
でも、できるだけ見えない上の段とか、端っこの方に置いてました。

PCモニタやスピーカーは他に置く場所がないので、パソコン使わないときも机の上ですが…。
何か調べるときには使うし、音楽かけたりもするのでオーケー!ということで。

 

あと、作業に必要なものとは違うのですが、癒されるモノや自然の風景の写真なんかを置くのも良いそうです。
可愛いものとか、好きな写真とか。

アメリカのドラマとかだと、机の上には家族の写真が置いてあったりしますよね。
集中したり、やる気がでたり、そういう役にも立つから置いてあるのかなーと思ってます。

 

 

始めるときは小さい行動に分解する

3つめは、作業を始めてみたはいいけど、思うように進まない。そうしているうちに、また集中できなくなって、他のことを始めたり……そんなときに効果のある方法です。

これは、タスクノートと組み合わせて使います。
ポイントは、やりたい事を思いっきり小さい行動(タスク)に分解する、ということです。

 

やり始めたらすぐ終わるくらい小さい行動に分解する

家に帰ったらまずイスに座ってみたり、机の周りを片づけてみたり。
そんなことを試して少し怠けグセが直ってきたわけですが、どうしても作業が進まないときもあるわけです。

進まないから、またゴロ寝してスマホいじる。
え、なにこれ、タイムループしてる…?

そういうときは、タスクノートに書いてあるタスクの粒度が問題であることが多いです。

タスクというより、目標みたいな?やり始めても簡単には終わらないものばかり書いてました。
そりゃあ、なかなかタスク進みませんて。

 

今日は寿司を食べたいなー。

そう思ったとします。
「どんなネタを頼もうかな。いろいろ食べたいな」とか考えます。この場合の目的は「美味しい寿司をいろいろ食べてお腹いっぱいになる」です。

大きすぎて食べにくい寿司と食べやすい小さい寿司の図

お寿司屋さん、きました。
こんな大きい握り寿司が出てきたら、食べ始める前に考えこんじゃいますよね…。

極端な話でしたね、はい。
このとき、頭の中では「どうやって食べよう」と食べる方法を考えるばかりで、「美味しい寿司をいろいろ食べてお腹いっぱいになる」という目的から離れています。

そして、考え込んで食べ始められません。タスクに手を付けられません。

でもね。この大きい握り寿司を作ったのは、自分なんですよ。
タスクノートにやることを書きだすときに、簡単には終わらないような事を書いてしまったわけです。

もっと一口で食べられる大きさまで行動を分解して、タスクノートに書くことが大事でした。

 

タスクは小さく分解して具体的に書く

じゃあ、どのくらいまでタスクを分解すればいいの?

ここは人それぞれですね。
やる気のないときとか、乗り気じゃない作業とか、そういうものはものすごーく小さく分解するのがおすすめです。

5分で終わるくらい。1分で終わるくらいでもいいかも。
思いっきりハードル下げてあげないと、やり始めないですよね。自分のことだからよく分かってます。

それと大事なのが、具体的に書くことです。
何をどこまでやればタスクが完了するのか、ノートを見ればすぐ分かるくらい明確にしておきます。

なかなか進まない行動(タスク)を分解する

「簿記の勉強をする」というのは、悪いタスクの例です。

やり始める前に、「何を勉強しようか」「どう進めるのが良いのか」と考えると、行動しにくくなります。考えていると、脳も疲れてきます。

そして、目につかない場所に置いたはずの BLEACH を探して、パラパラと読み始めます。

 

それじゃあ、少し脳をダマしちゃいます。ダマされろ、私の脳。

良いタスクの例
✅ 練習問題の「3-12」を解く。
✅ テキストの 20~21ページを読む。

具体的で、5~10分くらいで終わりそうなタスクに、分解しておきます。

こうすれば、いろいろ考えて脳が疲れ始める前に、行動できます。
最後までやったときの作業量は同じでも、小さなタスクに分解しておくだけで、簡単な作業に思えて(=脳をダマした!)始めやすいというわけです。

行動が分解できていないときは、こんなタスクでもいいと思います。

こんなタスクでもOK
✅ 明日やるタスクをノートに書く。

まあ、それなりに頭は使いそうですが、とりあえずやりたい小さな行動を書き出すだけです。

今日はタスクを書き出すだけ。
勉強はしません。
それでOK。

急にハードル下がった気がしませんかー?
そして明日はいろいろ考えることなく、最初からロケットスタートですぐに!やりたい事に手を付けられます。

こうしていくと、思うように進まずに止まってしまう、ということを避けやすくなりますね。

 

 

まとめ

ここまで、やる気がないときや、怠けぐせを治したいときに役立った方法を3つ紹介してきました。
最後におさらいしておくと、こんな感じです。

✅ 怠けぐせから抜け出したいとき
【脳をダマす】いつもの行動の最後に1つだけ新しい行動を追加する。
✅ 途中でサボってしまうとき
【環境をつくる】作業中に余計なものが目に入らないように部屋を片づける。
✅ 作業が進まずやる気でないとき
【小さい行動に分解する】具体的ですぐに終わるタスクに分解して手を付けやすくする。

どれも簡単なことなんですが、怠けぐせで困っている人には、どれかは役立つと思います。
私がそうだったので。

あと大事なことは、これを習慣にしてしまうことです。

しばらく続けていると、行動していることが習慣になるので、とくに意識しなくても行動しやすい状態になります。
これも脳をダマしている状態ですね。

頑張ろうとすると余計にやる気がなくなったりもするので、仕組みを利用して、うまーくスタートを切ってみましょう。

というあたりで、それではまた。

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